長野県北佐久郡軽井沢町長倉にある宿「和食宿 菜々せ」です。最寄駅はしなの鉄道しなの鉄道線の中軽井沢駅になります。
せんげん台にあるアスリートな治療院の先生のところで定期的に鍼灸治療を受けていますが、その先生が非常においしいお店をよく知っています.「la planche」「登喜寿司」やなどの美味しいお店を教えていただき非常に助かっております。
そのアスリートな治療院の先生が、元々は高田馬場で「菜々せ」という和食のお店をやっていたのが、軽井沢に同じ「菜々せ」という名前で料理メインの宿を開いたということでそこがお薦めとのことでしたので、宿の予約の手配などはアスリートな治療院の先生にお願いしました。非常に食材には拘って他では手に入らない珍しい食材を築地から仕入れているということでした。1日2組しか客を取らないとも言ってました。階段を昇らなくていいように気を遣って1階の部屋を取ってくださいました。好きな食材と嫌いな食材があれば伝えておきますということで、「ふるはうす」の金目鯛の煮付けを思い出し「金目鯛、のどぐろが好きで白子の類は苦手」と話しました。
当日、軽井沢には昼前に着き「藤屋」で食事をして「ミカド珈琲」や「タリーズコーヒー(だったかな?)」でお茶をしてアウトレットを散策しているとチェックインの時間に近くなりました。
軽井沢駅南口のタクシー乗り場に行き、あらかじめアスリートな治療院の先生からいただいていた「和食宿 菜々せ」のパンフレットをタクシーの運転手さんに見せて行き先を告げると
「知らんなぁ~」「ルヴァン美術館入ったところみたいやなぁ」
と言い車を発進させました。
「和食宿 菜々せ」はルヴァン美術館のところから入ってかなり奥にあります。
タクシーの運転手さんも
「ここは初めて来ました、こんな所に宿があったんですね。勉強になりました。」と言っておられました。
和食宿 菜々せ 外観
まだ少し雪が残っております
和食宿 菜々せ 看板
「和食宿 菜々せ」に着くと、宿を営まれている夫婦が出てきて挨拶をされて部屋に案内されました。私くらいの年齢の夫婦でしょうか。
部屋は1階でバリアフリーとなっております。部屋の説明がおかみさんよりあり、食事の時間が先に1組6時から予約が入っているので6時は無理で6時半、7時、7時半のどれにするかを聞かれたので6時半を選択しました。食事に時間になりましたら部屋に電話をいただけるとのことでした。
この日宿泊するのは我々だけで、もう1組の食事の客は食事だけとのことでした。
和食宿 菜々せ 食事処
4人掛けテーブルが3卓あり、仕切りは写真上部の簾を下ろします
18時半少し過ぎに食事の時間になりましたと電話をいただき、食事処の扉を開けると大きな声は部屋中響いておりました。
一番奥の席には3人組の女性が座っており、その中の1人の年配の女性の話し声が大きくてまたかん高い声なので響くのですよ、それはもう今までの人生の中で食事をする際にこんな大声今まで聞いたことないくらいのものでした。後の2人は普通の声でしたがとにかく1人の年配の女性の声がかん高くて大きい。
我々は真ん中の席に案内され、座りました。
私が一緒に行った方と会話をしても声が聞こえず、またお店の方が料理の説明をしてもほとんど聞き取れない中、食事は始まりました。
というわけで料理の説明がほとんど聞こえない、聞こえにくい中でしたので料理の説明が間違っていたらすいません。
和食宿 菜々せ の箸
和食宿 菜々せ の夕食 ホタルイカとウドとほうれん草の酢味噌和え
和食宿 菜々せ の夕食 しんじょう?
和食宿 菜々せ 夕食 刺身(2人分)金目鯛、しめさば、マグロ(トロ、赤身)など
和食宿 菜々せ 夕食 焼きタケノコと里芋といんげん豆
和食宿 菜々せ 夕食 金目鯛のカマの干物?を焼いたもの(2人分)
和食宿 菜々せ 夕食 穴子の茶わん蒸し
和食宿 菜々せ 夕食 のどぐろのしゃぶしゃぶ(2人前)
以下はのどぐろしゃぶしゃぶの詳細です
和食宿 菜々せ 夕食 のどぐろしゃぶしゃぶ
和食宿 菜々せ 夕食 のどぐろしゃぶしゃぶ
和食宿 菜々せ 夕食 のどぐろしゃぶしゃぶの野菜
和食宿 菜々せ 夕食 のどぐろしゃぶしゃぶの鍋の出汁を使っての雑炊
ようやくうるさい3人組が帰って、ホッとしました。やっと一緒に来た方と少し話が出来ました。
味に関してはとにかく女性客の大きな話し声で食事どころではなかったと言ったところでしょうか。一緒に行った方は金目鯛の干物を焼いたものに付いているきんぴら牛蒡の味付けが美味しかったと言ってました。量が意外と少なかったのには驚きました。一緒に行った方もそれほど普段は食べませんが量が少ないと言ってました。昔、「加賀屋 雪月花 浜離宮」(食事の質が一気に落ちたので今は行ってないです)や、最近は「まつさき(辰口温泉)」「べにや無何有(山代温泉)」で自分は贅沢なものを食べているんだなぁと言ってました。
和食宿 菜々せ 朝食
ごはんと味噌汁は撮影し忘れましたが付いています。玉子は思ったほど甘くなくてよかったと一緒に行った方は言ってました。後日「木曽路」に食事に行った時に「こっち(木曽路)の方が美味しい」とも言ってましたね。
私の感想は、非常に食材には拘って他では手に入らない珍しい食材を築地から仕入れているということを聞いて非常に期待が大きかったのでしょう。美味しいものを口にした時に美味しいと心の底から感じる感動は無かったです。家の近所や職場の近く、あるいは都内でしたら食べに行くのはいいのかもしれませんが、わざわざ軽井沢まで足を運んで食べに行く価値はあるのだろうかというのが率直な感想です。値段を考えるともう少し量があった方がいいと思います(一緒に行った人もちょっと少ないかもと言ってました)。宿に温泉があったり、近くに観光スポットなど結構あったり駅から近くてアクセスが便利などのポイントがあればまだいいのですが・・・。以前に高田馬場でお店をされていたと聞いております。その時は大勢のお客さんを相手に魚の仕入れはある程度多量にしていたと思われますがそれに比べると1日最高2組の宿泊ですから、食事をしに来る客だけを加味しても高田馬場でお店をされていた時に比べても仕入れが少なく大変だと思います。宿を経営するのはある程度の規模がないと食材の仕入れも含めて大変だと聞きました。高田馬場でやっていた頃に食べに行くとまた違った感想なのかもしれません。帰りは店主さんに軽井沢駅まで送っていただきました、ありがとうございました。
私が書いていた非常に煩い甲高い声の年配の女性客にお会い出来るかもしれませんよ。どんなにかん高くて大きな話し声だったか実際に体験できるのではないでしょうか。
和食宿 菜々せ
ジャンル:日本料理
住所:〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉957-40(地図)
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情報掲載日:2021年1月15日
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